[Q&A]幼児に適したくつは?
■幼児に適したくつは?
歩行から走行の基礎的な訓練期間である年中くらいまでは、足の裏でしっかり地面を感じ、裸足に近い感じでいることがとても重要だと考えます。
これは、人間の持っている足の機能を正しく使うことをマスターするには、裸足で歩くことが一番の近道だからです。
アーチ(土踏まず)を育て…ふくらはぎやアキレス腱を強くし…足首で微妙なバランス調整ができるようになるために、我が家の子ども達に気をつけた点をご紹介します。
×「サイズの大きすぎるくつ」 ⇒ くつの中で遊んだり、大きすぎることで上手く拇指球に力が入らないことがあります。
×「重いくつ」 ⇒ スキー靴を履いて歩くようなすり足になってしまうことがあります。また、膝への負担も大きくなると考えられます。
×「ソールの硬いくつ」 ⇒ これもすり足の原因になりますし、拇指球で地面を押せない状況ができます。
×「ハイカットのくつ」 ⇒ 足首の自由が奪われて、すり足の原因になります。歩行で膝を上げる動作によって大腰筋は鍛えられます。
×「クッション性が良すぎるくつ」 ⇒ 意外と思うかも知れませんが…足に地面の感覚が伝わらないのです。 最近流行のサンダルを親子おそろいで小さい子にも履かせているケースがありますが…地面のでこぼこがゴムのようなサンダルのクッションで伝わらず、歩行の質はなかなか上がらないのです。 また、ゴムのクッション性で踵がリバウンドし歩行のリズムと異なった動きをしている幼児が目に付きます。
×「踵の浮くサンダル」 ⇒ スリッパもそうですが…お勧めできません。幼児のサンダルは包む布の多いフィットするものをお勧めします。
以上をまとめると…
「クッション性のない、昔ながらのズックでいいってことです。」 我が家では…小さいうちは4桁の値札のついたくつは買いませんでした。(笑)
おしゃれな服やおしゃれな靴は、子どもの動きを制限することが多いことを考え…年中くらいまでは動きやすい格好をさせてあげてください。
この時期に、歩行の基礎的な動作を身につけ、必要な機能を育てなければ…走行の質も上がりません。(簡単に言えば…かけっこが遅くなるかも。ってことです。)
尚、年中くらいからは…必要に応じてジョギング系のシューズなどクッション性の高いくつもはかせるようにしました。
[sumiyasu]
| 固定リンク
「et cetera」カテゴリの記事
- 【随時更新】「赤ちゃんと産後ママの!エクササイズ」募集状況(2024.11.01)
- 地域活動)「赤ちゃんと産後ママ・1~2歳ふれあい親子体操・3~6歳のびのび親子体操@こども創造センター」をおこないました。(2024.03.11)
- 地域活動)「親子のびのび広場@ 中地区公民館」をおこないました。(2023.03.27)
- 地域活動)「赤ちゃんと産後ママのエクササイズ教室・1~2歳児親子ふれあい体操教室@こども創造センター」をおこないました。(2023.03.19)
- スタッフ紹介)藤宮です!(2022.04.15)
コメント